[WS2016]IIJ統合運用管理サービスをご利用にならない場合の設定
WS2016で、IIJ統合運用管理サービスをご利用にならない場合に、設定変更をお申し込みいただいたネットワーク「インターネット接続」、及びネットワーク「プライベートネットワーク/P」を物理サーバに設定する方法を説明します。
【注意】
VLANインタフェースに、IPv4アドレスまたはIPv6アドレスを設定することや、IPv4アドレスまたはIPv6アドレスを有効化/無効化することをきっかけに、物理サーバと接続できない状態が発生する場合があります。
物理サーバのログイン許可IPアドレスの設定、及び物理サーバへのネットワークの到達性があることを、よくご確認ください。
【参考】
設定変更とは、インタフェースへのネットワーク「インターネット接続」、及びネットワーク「プライベートネットワーク/P」の割り当ての追加、変更、または削除が該当します。
- 設定変更のお申し込みの内容、及び注意事項の詳細は、『IIJ GIOインフラストラクチャーP2 プライベートリソース サービス詳細資料[物理サーバ編]』をご覧ください。
- 設定変更のお申し込み方法の詳細は、「シングルタイプ、クラスタタイプの設定変更」をご参照ください。
VLANの追加
WS2016で、IIJ統合運用管理サービスをご利用にならない場合に、VLANを追加する方法を説明します。
VLANに設定するIPアドレスの種類によって操作が異なります。ネットワーク環境にあわせて、以下のリンク先をご参照ください。
IPv4アドレスのみ設定する場合
WS2016で、IIJ統合運用管理サービスをご利用にならない場合に、IPv4アドレスを設定したVLANを追加する方法を説明します。
1.スタートボタンをクリックし、「サーバーマネージャー」をクリックします。
「サーバーマネージャー」画面が表示されます。
2.画面左に表示されるメニューの「ローカルサーバー」をクリックし、画面右に表示されるプロパティの「NICチーミング」の「有効」をクリックします。
「NICチーミング」画面が表示されます。
3.「ServiceNetwork」をクリックし、「チームインターフェイス」をクリックします。
4.「タスク」をクリックし、「インターフェイスの追加」をクリックします。
「新しいチームインターフェイス」画面が表示されます。
5.「特定のVLAN」にVLAN IDを入力し、「OK」をクリックします。
【参考】
VLAN IDを確認する方法は、ご契約の品目により異なります。
- シングルタイプをご契約の場合は、「シングルタイプの画面詳細」をご参照ください。「ネットワーク詳細」で確認できます。
- クラスタタイプをご契約の場合は、「クラスタタイプの画面詳細」をご参照ください。「ネットワーク詳細」で確認できます。
「NICチーミング」画面に戻ります。「チームインターフェイス」に、新しくVLANインタフェースが追加されます。
以上で、VLANインタフェースが追加されました。
次に、追加したVLANインタフェースにIPv4アドレスを設定します。
6.スタートボタンを右クリックし、「ネットワーク接続」をクリックします。
「ネットワーク接続」画面が表示されます。
7.追加したVLANインタフェースをクリックし、「この接続の設定を変更する」をクリックします。
「ServiceNetwork-VLAN ####のプロパティ」画面が表示されます。
8.「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」チェックボックスをチェックし、「プロパティ」をクリックします。
「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)のプロパティ」画面が表示されます。
9.「次のIPアドレスを使う」を選択後、「IPアドレス」、及び「サブネットマスク」を入力して、「OK」をクリックします。
【参考】
必要に応じて「デフォルトゲートウェイ」、「優先DNSサーバー」、及び「代替DNSサーバー」のIPv4アドレスを入力します。
10.スタートボタンを右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」をクリックします。
「管理者:コマンドプロンプト」画面が表示されます。
11.「ipconfig」と入力し、Enterキーを押します。
VLANインタフェースの設定内容が表示されます。
【参考】
- 「IPv4アドレス」には、手順9.で設定したIPv4アドレスが表示されます。
- 「サブネットマスク」には、手順9.で設定したサブネットマスクが表示されます。
IPv6アドレスのみ設定する場合
WS2016で、IIJ統合運用管理サービスをご利用にならない場合に、IPv6アドレスを設定したVLANを追加する方法を説明します。
1.スタートボタンをクリックし、「サーバーマネージャー」をクリックします。
「サーバーマネージャー」画面が表示されます。
2.画面左に表示されるメニューの「ローカルサーバー」をクリックし、画面右に表示されるプロパティの「NICチーミング」の「有効」をクリックします。
「NICチーミング」画面が表示されます。
3.「ServiceNetwork」をクリックし、「チームインターフェイス」をクリックします。
4.「タスク」をクリックし、「インターフェイスの追加」をクリックします。
「新しいチームインターフェイス」画面が表示されます。
5.「特定のVLAN」にVLAN IDを入力し、「OK」をクリックします。
【参考】
VLAN IDを確認する方法は、ご契約の品目により異なります。
- シングルタイプをご契約の場合は、「シングルタイプの画面詳細」をご参照ください。「ネットワーク詳細」で確認できます。
- クラスタタイプをご契約の場合は、「クラスタタイプの画面詳細」をご参照ください。「ネットワーク詳細」で確認できます。
「NICチーミング」画面に戻ります。「チームインターフェイス」に、新しくVLANインタフェースが追加されます。
以上で、VLANインタフェースが追加されました。
次に、追加したVLANインタフェースにIPv6アドレスを設定します。
6.スタートボタンを右クリックし、「ネットワーク接続」をクリックします。
「ネットワーク接続」画面が表示されます。
7.追加したVLANインタフェースをクリックし、「この接続の設定を変更する」をクリックします。
「ServiceNetwork-VLAN ####のプロパティ」画面が表示されます。
8.「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」チェックボックスのチェックを外した後、「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)」チェックボックスをチェックして、「プロパティ」をクリックします。
「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)のプロパティ」画面が表示されます。
9.「次のIPv6アドレスを使う」を選択後、「IPv6アドレス」、及び「サブネットプレフィックスの長さ」を入力して、「OK」をクリックします。
【参考】
必要に応じて「デフォルトゲートウェイ」、「優先DNSサーバー」、及び「代替DNSサーバー」のIPv6アドレスを入力します。
10.スタートボタンを右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」をクリックします。
「管理者:コマンドプロンプト」画面が表示されます。
11.「ipconfig」と入力し、Enterキーを押します。
VLANインタフェースの設定内容が表示されます。
【参考】
「IPv6アドレス」には、手順9.で設定したIPv6アドレスが表示されます。
IPv4アドレス、及びIPv6アドレスを設定する場合
WS2016で、IIJ統合運用管理サービスをご利用にならない場合に、IPv4アドレス、及びIPv6アドレスを設定したVLANを追加する方法を説明します。
1.スタートボタンをクリックし、「サーバーマネージャー」をクリックします。
「サーバーマネージャー」画面が表示されます。
2.画面左に表示されるメニューの「ローカルサーバー」をクリックし、画面右に表示されるプロパティの「NICチーミング」の「有効」をクリックします。
「NICチーミング」画面が表示されます。
3.「ServiceNetwork」をクリックし、「チームインターフェイス」をクリックします。
4.「タスク」をクリックし、「インターフェイスの追加」をクリックします。
「新しいチームインターフェイス」画面が表示されます。
5.「特定のVLAN」にVLAN IDを入力し、「OK」をクリックします。
【参考】
VLAN IDを確認する方法は、ご契約の品目により異なります。
- シングルタイプをご契約の場合は、「シングルタイプの画面詳細」をご参照ください。「ネットワーク詳細」で確認できます。
- クラスタタイプをご契約の場合は、「クラスタタイプの画面詳細」をご参照ください。「ネットワーク詳細」で確認できます。
「NICチーミング」画面に戻ります。「チームインターフェイス」に、新しくVLANインタフェースが追加されます。
以上で、VLANインタフェースが追加されました。
次に、追加したVLANインタフェースにIPv4アドレスを設定します。
6.スタートボタンを右クリックし、「ネットワーク接続」をクリックします。
「ネットワーク接続」画面が表示されます。
7.追加したVLANインタフェースをクリックし、「この接続の設定を変更する」をクリックします。
「ServiceNetwork-VLAN ####のプロパティ」画面が表示されます。
8.「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」チェックボックスをチェックし、「プロパティ」をクリックします。
「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)のプロパティ」画面が表示されます。
9.「次のIPアドレスを使う」を選択後、「IPアドレス」、及び「サブネットマスク」を入力して、「OK」をクリックします。
【参考】
必要に応じて「デフォルトゲートウェイ」、「優先DNSサーバー」、及び「代替DNSサーバー」のIPv4アドレスを入力します。
10.「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)」チェックボックスをチェックし、「プロパティ」をクリックします。
「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)のプロパティ」画面が表示されます。
11.「次のIPv6アドレスを使う」を選択後、「IPv6アドレス」、及び「サブネットプレフィックスの長さ」を入力して、「OK」をクリックします。
【参考】
必要に応じて「デフォルトゲートウェイ」、「優先DNSサーバー」、及び「代替DNSサーバー」のIPv6アドレスを入力します。
12.スタートボタンを右クリックし、「コマンドプロンプト(管理者)」をクリックします。
「管理者:コマンドプロンプト」画面が表示されます。
13.「ipconfig」と入力し、Enterキーを押します。
VLANインタフェースの設定内容が表示されます。
【参考】
- 「IPv4アドレス」には、手順9.で設定したIPv4アドレスが表示されます。
- 「サブネットマスク」には、手順9.で設定したサブネットマスクが表示されます。
- 「IPv6アドレス」には、手順11.で設定したIPv6アドレスが表示されます。
VLANの削除
WS2016で、IIJ統合運用管理サービスをご利用にならない場合に、VLANを削除する方法を説明します。
【注意】
VLANを削除する際は、削除対象のVLAN以外のVLANによる接続が確立された状態で実行してください。
VLANの削除によって物理サーバとの接続が行えない状態が発生する可能性があります。
1.スタートボタンをクリックし、「サーバーマネージャー」をクリックします。
「サーバーマネージャー」画面が表示されます。
2.画面左に表示されるメニューの「ローカルサーバー」をクリックし、画面右に表示されるプロパティの「NICチーミング」の「有効」をクリックします。
「NICチーミング」画面が表示されます。
3.「ServiceNetwork」をクリックし、「チームインターフェイス」をクリックします。
4.削除するVLANインタフェースをクリック後、「タスク」をクリックして、「削除」をクリックします。
確認画面が表示されます。
5.「インターフェイスの削除」をクリックします。
「チームインターフェイス」からVLANインタフェースが削除されます。
VLANの変更
WS2016で、IIJ統合運用管理サービスをご利用にならない場合に、VLANを変更する方法を説明します。