[vSphere 6.5]VMware vSphere Update Managerを利用しない仮想マシンのアップグレード作業
VMware vSphere Update Managerを利用せずに仮想マシンをアップグレードする方法を説明します。
1.VMware vSphere Web Clientを使用し、VMware vCenter Server Applianceに接続します。
2.「ホーム」をクリック後、「インベントリ」をクリックして、「仮想マシンおよびテンプレート」をクリックします。
3.アップグレード対象の仮想マシンをパワーオフします。
4.アップグレードを実施する対象の仮想マシン(今回の例では、VM03)を右クリック後、「互換性」をクリックして、「仮想マシンの互換性のアップグレード」をクリックします。
「仮想マシンの互換性のアップグレード確認」画面が表示されます。
5.「はい」をクリックします。
アップグレードに伴い、仮想マシンが再起動され、「仮想マシンの互換性の構成」画面が表示されます。
6.「互換対象」で「ESXi 6.5以降」が選択されていることを確認し、「OK」をクリックします。
7.アップグレード対象の仮想マシンの「サマリ」タブをクリックし、「互換性」に「「ESXi 6.5以降(仮想マシン バージョン 13)」と表示されていることを確認します。
8.仮想マシンをパワーオン後、「VMware Toolsの更新」をクリックします。
「VMware Toolsのアップグレード」画面が表示されます。
9.「対話式のアップグレード」を選択し、「アップグレード」をクリックします。
仮想マシンのOSに合わせて、VMware Toolsを含む適切なISO CD-ROMイメージが仮想マシンの仮想CDドライブにマウントされます。
10.仮想マシンのコンソールを開きます。次に、マウントされたISO CD-ROMイメージからVMware Toolsアップグレードウィザードを実行し、VMware Toolsをアップグレードします。
アップグレードに伴い、仮想マシンが再起動されます。
11.VMware Toolsのアップグレード後に、アップグレード対象の仮想マシンの「サマリ」タブをクリックして、以下のとおりに表示されていることを確認します。
項目 | 内容 |
---|---|
VMware Tools | 次のバージョンを実行しています:*****(現在) ※ 「*****」(今回の例では、「10341」)に入る数字はバージョンにより異なります。 |