VMware vSphere環境でスナップショットを取得している場合の注意事項

スケジュールバックアップは、初回はフルバックアップ、次回以降は増分バックアップにて取得されます。

しかし、対象の仮想マシンがVMware vSphere環境で取得したスナップショットを保持した状態のまま、スケジュールバックアップでバックアップを取得した場合は、仮想マシンのChanged Block Tracking(以下、CBT)機能が有効にならず、2回目以降もフルバックアップで取得されます。

以下のいずれかの対処を実施すれば、本事象は解消されます。なお、どちらの対処法も、既にバックアップセット/VWで取得済みのバックアップデータを削除する必要はありません。

対処法1

VMware vSphere環境で取得したスナップショットを削除してください。

対処法2

仮想マシンを停止後、当該仮想マシンの「.vmxファイル」を編集し、CBTを有効化します。

詳細は、VMware社が提供する「Knowledge Base(https://kb.vmware.com/s/article/1031873?lang=ja)」をご覧ください。