スケジュールバックアップ

任意のSLAドメインを割り当てることで、バックアップのスケジュールを設定する方法を説明します。

SLAドメインは、バックアップサーバにて提供されるバックアップのスケジュール、及び保持期限が定義されたポリシーです。バックアップコンソールを使用して、SLAドメインの仮想マシンへの割り当て、及びスケジュールバックアップの設定を実施します。

SLAドメインの種類、及びその詳細は、以下のとおりです。

SLAドメインの種類取得スケジュール保持期限
Lite日次スナップショット(日次):7日間
スナップショット(週次)※1:4週間
Basic日次スナップショット(日次):32日間
スナップショット(週次)※1:4週間
スナップショット(月次)※1:12ヵ月間
Advanced日次スナップショット(日次):32日間
スナップショット(週次)※1:12週間
スナップショット(月次)※1:12ヵ月間
スナップショット(年次)※1:3年間

※1 スナップショット(日次)を合成して作成されるスナップショットです。

  1. SLAドメインによるスケジュールバックアップの設定
  2. バックアップの取得の確認
SLAドメインによるスケジュールバックアップの設定

1. バックアップコンソールにログインします。

【参考】

詳細は、「バックアップコンソールのログイン」をご参照ください。

2. 画面左に表示されるメニューの「仮想マシン」をクリックし、「vSphere VM」をクリックします。

仮想マシンの一覧が表示されます。

3. バックアップを取得する仮想マシンのチェックボックスをチェックします。

画面右上の「マネージプロテクション」がクリックできるようになります。

4. 画面右上の「マネージプロテクション」をクリックします。

「マネージプロテクション」画面が表示されます。

5. SLAドメイン(今回の例では、「Basic」)を選択し、「次へ」をクリックします。

6. 任意でオプションを選択し、「送信」をクリックします。

「vSphere VM」の画面に戻ります。

任意で以下のオプションを選択できます。

項目内容
Apply to existing snapshots

バックアップ対象の仮想マシンにスナッ
プショットが存在する場合は、そのスナ
ップショットにも今回選択したSLAドメ
インを適用するか選択できます。

Include on-demand and downloaded snapshots

オンデマンドスナップショットを含める
か選択できます。

7. 「SLAドメイン」に手順5.で選択したSLAドメインが表示されていることを確認します。

SLAドメインに定義されたバックアップポリシーに従って、対象の仮想マシンでバックアップがスケジュールされます。

バックアップの取得の確認

1. 画面左に表示されるメニューの「仮想マシン」をクリックし、「vSphere VM」をクリックします。

仮想マシンの一覧が表示されます。

2. バックアップが取得されたことを確認する仮想マシン(今回の例では、「vm-01」)をクリックします。

仮想マシンの情報を確認できる画面が表示されます。

3. 「概要」の「最新のスナップショット」にバックアップが取得された最新の日時が表示されます。