1.5 仮想サーバグループ
仮想サーバは、AまたはBのどちらかのサーバグループに登録されます。ご契約の際にサーバグループを指定できます。サーバグループの指定がない場合は、自動的にAまたはBのどちらかに登録されます。
重 要
サーバグループの指定は契約時のみ可能です。契約後は、サーバグループを変更できません。
補 足
- 各サイトそれぞれにサーバグループAとBが存在します。
- サイトについて詳しくは、「A:サービス全般」の「1.全体構成」をご覧ください。
- 複数の仮想サーバを別々のグループに登録した場合、それぞれの仮想サーバは異なる設備と異なるハイパーバイザに収容されます。
- 収容される設備が異なるため、ハードウェア障害が発生した場合にシステム全体に影響が及ぶことはなく、影響範囲がサーバグループに限定されます。
- サーバグループ単位でメンテナンスが実施されるため、メンテナンスによる影響がシステム全体に及ぶことがなく、影響範囲がサーバグループに限定されます。
- ネットワークは、サーバグループに関わらず、ハイパーバイザレベルで冗長化されています。
- 冗長化されたシステムを構成する場合、サーバグループを明示的に分けて仮想サーバを配置することで、可用性を向上できます。
- サーバグループを分けた仮想サーバ2台を用意し、アクティブとスタンバイのシステムを構成することで、システムのダウンタイムを短縮できます。なお、アクティブとスタンバイのシステムは、お客様の責任において構成してください。
- ストレージにもグループがあります。サーバグループとストレージグループを分けることで、可用性を向上できます。