Windows Server利用時の注意事項について、以下に示します。
IIJ GIOインフラストラクチャーP2 パブリックリソースで提供するWindows Serverは、Microsoft SPLAを使用してライセンスを提供しています。そのため、Windows Serverで利用するMicrosoft製品のライセンスは、原則として弊社が提供するMicrosoft SPLAをご利用いただく必要があります。
お客様が保有するMicrosoft製品のライセンスを利用する場合は、弊社営業担当までお問い合わせください。
仮想サーバの起動後に、ライセンスのアクティベーション(有効化)が必要になる場合があります。「サーバーマネージャー」画面の「プロダクトID」に「ライセンス認証されていません」と表示されている場合、ライセンスのアクティベーションを実施してください。操作手順を以下に示します。
「Windowsのライセンス認証」画面が表示されます。
ライセンス認証が成功すると、「ライセンス認証に成功しました」と表示されます。
「Windowsのライセンス認証」画面が表示されます。
ライセンス認証の手続きを行う方法が表示されます。
連絡先の電話番号が表示されます。
ライセンス認証が成功すると、「ライセンス認証に成功しました」と表示されます。
コントロールパネルやAPIで仮想サーバの再起動または停止を要求したときに、仮想サーバが一定時間停止されない場合は強制的に停止いたします。そのため、Windows Update適用後などで停止処理に時間がかかる場合は、仮想サーバ内で再起動やシャットダウンを実行してください。
弊社で提供するWindowsライセンスは、前述のSPLAライセンスによる利用ライセンスのみです。したがって、仮想マシンにインストール済みのMicrosoft製品のサポートは、弊社では提供いたしません。Microsoft製品のサポートをご希望の場合は、お客様自身でMicrosoftのサポートをご購入ください。
IIJ GIOインフラストラクチャーP2 パブリックリソースで提供するWindows Serverでは、Hyper-Vコンテナを利用できません。
IIJ GIOインフラストラクチャーP2 パブリックリソースで提供するWindows Serverでは、2017年12月21日以降に提供するシステムストレージに cloudbase-init がプリインストールされています。
Windows Server 起動時にイベントビューアーで cloudbase-init のエラーが表示されますが、仮想サーバのご利用には影響ございません。
「cloudbase-init」について詳しくは、「1.cloud-init / cloudbase-initの利用方法」をご覧ください。
ストレージアーカイブを利用してバックアップイメージの作成とリストアを行う際の注意事項について説明します。
システムストレージには「タイプS」と「タイプX」の2つのタイプがあり、イメージ作成元のシステムストレージと展開先のシステムストレージが特定の組み合わせの場合、バックアップイメージの展開を行うことはできません。イメージ展開の可否について、以下に示します。
バックアップイメージの作成元 | バックアップイメージの展開先 | |
---|---|---|
システムストレージ タイプS | システムストレージ タイプX | |
システムストレージ タイプS | 〇 | 〇 |
システムストレージ タイプX | 〇 | 〇 |
バックアップイメージの作成元 | バックアップイメージの展開先 | |
---|---|---|
システムストレージ タイプS | システムストレージ タイプX | |
システムストレージ タイプS | 〇(※1) | × |
システムストレージ タイプX | 〇(※1) | 〇(※1) |
「ストレージアーカイブ」について詳しくは、「4.ストレージアーカイブの仕様」をご覧ください。