2.3 CentOS / Red Hat Enterprise Linux / UbuntuのFusion ioMemoryドライバのアンインストール

重 要
  • Fusion ioMemoryのドライバは、必ずファームウェアと適合するバージョンをご利用ください
  • ファームウェアとドライバの互換性は、1.9.1 Fusion ioMemory ファームウェアとドライバの互換性 をご確認ください
  • Fusion ioMemoryのファームウェアは絶対にアップデートしないでください。Fusion ioMemoryが動作不能になる場合があります。
  • Fusion ioMemoryのドライバは、コントロールパネルから必ずインストーラをダウンロードしてご利用ください。インターネットなどで入手したドライバは絶対に使用しないでください。

CentOS / Red Hat Enterprise Linux / UbuntuへのFusion ioMemoryドライバのアンインストール方法を説明します。

アンマウント

マウント済みの場合には、アンマウントが必要です。

1.Fusion ioMemory がマウント済みであれば、アンマウントします
補 足

ファイルシステムとマウントポイントは任意です。

# umount /mnt

2.fstab を編集して起動時のマウントを除外します

# vi /etc/fstab

(以下のようにコメントアウトします)

#/dev/fioa /mnt ext4 defaults 0 0

ドライバの無効化および各種ツール類の削除

CentOS / Red Hat Enterprise Linux の場合
1.ドライバをアンロードします

# modprobe -r iomemory-vsl4

2.ユーティリティのバージョンを確認して、アンインストールします

# rpm -qa|grep "fio-util"

fio-util-4.3.4.977-1.el7.centos.x86_64

# rpm -e fio-util-4.3.4.977-1.el7.centos.x86_64

3.パッケージをアンインストールします

# rpm -qa|grep "iomemory-vsl4"

iomemory-vsl4-3.10.0-957.1.3.el7.x86_64-4.3.4.977-1.el7.x86_64

# rpm -e iomemory-vsl4-3.10.0-957.1.3.el7.x86_64-4.3.4.977-1.el7.x86_64

Ubuntu の場合
1.ドライバをアンロードします

# modprobe -r iomemory-vsl4

2.ユーティリティをアンインストールします

# dpkg -l|grep "fio-util""

ii fio-util 4.3.4.977-1.0 amd64 Utilities for SanDisk Fusion ioMemory products

# dpkg -r fio-util

3.パッケージをアンインストールします

# dpkg -l|grep "iomemory-vsl4"

ii iomemory-vsl4-4.4.0-31-generic 4.3.4.977-1.0 amd64 Driver for SanDisk Fusion ioMemory devices

# dpkg -r iomemory-vsl4-4.4.0-31-generic

仮想サーバの再起動

仮想サーバを再起動します

# reboot