FW+LB 専有タイプは、契約しただけでは利用を開始できません。利用を開始するには、ネットワーク初期設定を実行する必要があります。以下に、FW+LB 専有タイプのネットワーク初期設定の実行方法を説明します。FW+LB 専有タイプのネットワーク初期設定は、FW+LB 専有タイプの詳細画面で実行します。
ネットワーク初期設定では、FW+LB 専有タイプのExternalネットワークとInternalネットワークにネットワーク種別を設定します。設定したネットワーク種別は、ネットワーク初期設定が完了した後は変更できません。そのため、ネットワーク初期設定を始める前に、ご利用用途に合わせたExternalネットワークとInternalネットワークのネットワーク種別をあらかじめ決定しておいてください。ExternalネットワークとInternalネットワークに設定可能なネットワーク種別について詳しくは、「8.2.1 FW+LB 専有タイプに設定可能なネットワーク種別について」をご覧ください。
「FW+LB 専有タイプの一覧」画面の開き方について詳しくは、「8.1.1 FW+LB 専有タイプの一覧」をご覧ください。
ネットワーク初期設定が必要なFW+LB 専有タイプの「ステータス」には、が表示されています。
選択したFW+LB 専有タイプの詳細画面が表示されます。
「FW+LB ネットワーク初期設定」画面が表示されます。
選択したネットワーク種別によって、設定項目の入力内容が異なります。各項目について、以下に説明します。
設定項目 | ネットワーク種別の選択 | ||
---|---|---|---|
グローバルネットワーク | 標準プライベートネットワーク | プライベートネットワーク/V | |
External VIP名称 | External VIPの名称として任意の文字列を入力します。 | ||
ネットワークアドレス | 自動的にアドレスが割り当てられます。入力不要です。 |
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Masterホストの実アドレス | 自動的にアドレスが割り当てられます。入力不要です。 | LBのMasterに割り当てるIPv4アドレスを入力します。「ネットワークアドレス」に入力したネットワーク範囲内のアドレスを入力してください。 | |
Slaveホストの実アドレス | 自動的にアドレスが割り当てられます。入力不要です。 |
LBのSlaveに割り当てるIPv4アドレスを入力します。「ネットワークアドレス」に入力したネットワーク範囲内のアドレスを入力してください。 補 足
シングル構成の場合も必ず入力してください。冗長構成に変更した場合、入力したアドレスが利用されます。 |
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VIPアドレス | 自動的にアドレスが割り当てられます。入力不要です。 | VIPアドレスに指定するIPv4アドレスを入力します。「ネットワークアドレス」に入力したネットワーク範囲内のアドレスを入力してください。 |
選択したネットワーク種別によって、設定項目の入力内容が異なります。各項目について、以下に説明します。
設定項目 | ネットワーク種別の選択 | ||
---|---|---|---|
標準プライベートネットワーク | プライベートネットワーク/V | 設定なし | |
ネットワークアドレス | 自動的にアドレスが割り当てられます。入力不要です。 |
|
ネットワークは利用されません。 |
Masterホストの実アドレス | 自動的にアドレスが割り当てられます。入力不要です。 | LBのMasterに割り当てるIPv4アドレスを入力します。「ネットワークアドレス」に入力したネットワーク範囲内のアドレスを入力してください。 | |
Slaveホストの実アドレス | 自動的にアドレスが割り当てられます。入力不要です。 | LBのSlaveに割り当てるIPv4アドレスを入力します。「ネットワークアドレス」に入力したネットワーク範囲内のアドレスを入力してください。 | |
VIPアドレス | 自動的にアドレスが割り当てられます。入力不要です。 | VIPアドレスに指定するIPv4アドレスを入力します。「ネットワークアドレス」に入力したネットワーク範囲内のアドレスを入力してください。 |
処理を受け付けたことを示すメッセージが「FW+LB ネットワーク初期設定」画面に表示されます。
「FW+LB ネットワーク初期設定」画面が閉じ、FW+LB 専有タイプの詳細画面に戻ります。
「FW+LB 専有タイプ概要」欄の「ステータス」にが表示されます。ネットワーク初期設定が完了するとが表示され、FW+LB 専有タイプが利用可能になります。