目次
A：サービス全般
B：サービス仕様
- 1.仮想サーバの仕様
- 1.9 Fusion ioMemoryモデルの仮想サーバ専有タイプ故障時の保守
- 1.10 NVMeモデルの仮想サーバ専有タイプ故障時の保守
C：契約、品目変更、解約の方法
D：仮想サーバを利用可能にするまでの操作
E：コントロールパネルでの設定方法
- 1.共通機能と情報
- 2.仮想サーバの設定
- 3.システムストレージの設定
- 4.追加ストレージの設定
- 5.ストレージアーカイブの操作
- 6.グローバルネットワークの操作
- 7.プライベートネットワークの設定
- 8.FW+LB 専有タイプの設定
- 9.FW+LB ベストエフォートタイプの設定
- 9.1 FW+LB ベストエフォートタイプの設定画面
- 9.2 FW+LB ベストエフォートタイプのネットワーク初期設定
- 9.3 FW+LB ベストエフォートタイプのExternal VIPの設定
- 9.4 FW+LB ベストエフォートタイプの監視用IPアドレスの割り当てと解除
- 9.5 FW+LB ベストエフォートタイプのスタティックルートの設定
- 9.6 FW+LB ベストエフォートタイプのロードバランシングの設定
- 9.7 FW+LB ベストエフォートタイプのFWルールの設定
- 9.8 FW+LB ベストエフォートタイプのSNATの設定
- 9.9 FW+LB ベストエフォートタイプの使用状況の確認
- 9.10 FW+LB ベストエフォートタイプの再起動
- 10.ファイアウォールの設定
- 11.IIJ統合運用管理サービス連携設定
- 12. ご利用中の仮想アプライアンスの確認
F：その他の便利な機能
G：FAQ
- B：サービス仕様
- 2.OSの仕様
- 2.2 OSの初期状態
- 2.2.1 Linux(Ubuntu以外)の初期状態
2.2.1 Linux(Ubuntu以外)の初期状態
仮想サーバ（CentOS / CentOS Stream / AlmaLinux / Rocky Linux / Red Hat Enterprise Linux）の初期状態を以下に示します。
- CentOS 7以前 / Red Hat Enterprise Linux 7以前の初期状態
- CentOS 8 / CentOS Stream 8 / AlmaLinux 8以降 / Rocky Linux 8以降 / Red Hat Enterprise Linux 8以降の初期状態
- Fusion ioMemoryモデル（品目：VD16-192-FIPX）の場合、ドライバの設定が必要です。ドライバの設定について詳しくは、「D：仮想サーバを利用可能にするまでの操作」の「2.1 CentOS / Red Hat Enterprise Linux / UbuntuへのFusion ioMemoryドライバのインストール」をご覧ください。
- NVMeモデル（品目：VD20-256-NVME）の場合、ドライバの設定が必要です。ドライバの設定について詳しくは、「D：仮想サーバを利用可能にするまでの操作」の「3.1 CentOS / Red Hat Enterprise Linux / UbuntuへのNVMeドライバのインストール」をご覧ください。
- Fusion ioMemoryのファームウェアは絶対にアップデートしないでください。Fusion ioMemoryが動作不能になる場合があります。ドライバのみ、インストールしてください。
- Fusion ioMemoryのドライバは、「D：仮想サーバを利用可能にするまでの操作」の「2.1 CentOS / Red Hat Enterprise Linux / UbuntuへのFusion ioMemoryドライバのインストール」で説明しているとおり、コントロールパネルからダウンロードしてください。インターネットなどで入手したドライバは絶対に使用しないでください。
- Fusion ioMemoryモデルの仮想サーバ専有タイプ（品目：VD16-192-FIPX）が故障した場合、保守作業が必要です。保守作業について詳しくは、「1.9 Fusion ioMemoryモデルの仮想サーバ専有タイプ故障時の保守」をご覧ください。
- ストレージはPCIスロット番号によって認識されます。
- PCIスロット番号が小さい順に「/dev/vda」、「/dev/vdb」、「/dev/vdc」……というデバイス名が付けられます。
- 「eth0」として認識されます。
- 初期状態では、グローバルIPアドレスが割り当てられていません。コントロールパネルで、グローバルIPアドレスを割り当ててください。グローバルIPアドレスの割り当てについて詳しくは、「E：コントロールパネルでの設定方法」の「2.5.1 グローバルIPアドレスを追加する」をご覧ください。
- グローバルIPアドレスを割り当てた場合、IPv4アドレスとIPv6アドレスはDHCPで設定されます。ただし、DHCPで設定されるIPアドレスは1つだけのため、複数のグローバルアドレスをご利用の場合は、スタティックIPアドレスの設定が必要です。
- 「eth1」として認識されます。
- IPv4アドレスはDHCPで設定されます。
- 「eth2」以降として認識されます。
- IPアドレスは未設定のため、任意に設定できます。
- rootアカウントのパスワード（ルートパスワード）は未設定です。ルートパスワードの設定について詳しくは、「E：コントロールパネルでの設定方法」の「2.3.2 ルートパスワードを設定する」をご覧ください。
- rootアカウントでSSHログインが可能です。
- rootアカウントのSSH公開鍵は未設定です。SSH公開鍵の設定について詳しくは、「E：コントロールパネルでの設定方法」の「2.3.1 SSH公開鍵を設定する／仮想サーバにリモートログインする」をご覧ください。
- 初期状態で、公開鍵認証によるrootでのリモートログインが可能です。
- 参照用ネームサーバはDHCPで配布されます。
- 参照用ネームサーバは、グローバルネットワークに用意しています。参照用ネームサーバを利用する場合は、グローバルネットワークに接続してください。
- CentOS 6、Red Hat Enterprise Linux 6では、無効化しています。必要に応じて、有効化してください。
- CentOS 7、Red Hat Enterprise Linux 7では、chronyd はデフォルトの設定で稼働しています。
- 参照用 NTP サーバは ntp0[012].iij.net (IPv4 向け) ntp1[012].iij.net (IPv6 向け) をご利用いただけます。適宜設定ください。
- 最小インストール構成にBaseパッケージグループを加えた状態です。
- 2017年12月21日以降に提供するOSには、cloud-initパッケージがインストールされています。また、cloud-initが依存しているパッケージがインストールされています。
- cloud-initパッケージの動作、及びUserDataの設定内容はサポート対象外です。
- cloud-initについて詳しくは、「F：その他の便利な機能」の「1. cloud-init / cloudbase-initの利用方法」をご覧ください。
- CentOS 7以前及びRed Hat Enterprise Linux 7以前の起動済みサービス
rsyslogd、sshd、crond、postfix、iptables、ip6tables、network、udev-post
- CentOS 7以前
disabled
- Red Hat Enterprise Linux 7以前
permissive
- CentOS 8 / CentOS Stream 8 / AlmaLinux 8以降 / Rocky Linux 8以降の場合、ルートとしてマウントされています。
- Red Hat Enterprise Linux 8以降の場合、/boot に 容量 1GB でマウント(デバイス名 : /dev/vda2)され、残りの容量はルート(デバイス名 : /dev/vda1)としてマウントされています。
- NVMeモデル（品目：VD20-256-NVME）の場合、ドライバの設定が必要です。ドライバの設定について詳しくは、「D：仮想サーバを利用可能にするまでの操作」の「3.1 LinuxへのNVMeドライバのインストール」をご覧ください。
- ストレージはPCIスロット番号によって認識されます。
- PCIスロット番号が小さい順に「/dev/vda」、「/dev/vdb」、「/dev/vdc」……というデバイス名が付けられます。
- 「ens5」として認識されます。
- 初期状態では、グローバルIPアドレスが割り当てられていません。コントロールパネルで、グローバルIPアドレスを割り当ててください。グローバルIPアドレスの割り当てについて詳しくは、「E：コントロールパネルでの設定方法」の「2.5.1 グローバルIPアドレスを追加する」をご覧ください。
- グローバルIPアドレスを割り当てた場合、IPv4アドレスとIPv6アドレスはDHCPで設定されます。ただし、DHCPで設定されるIPアドレスは1つだけのため、複数のグローバルアドレスをご利用の場合は、スタティックIPアドレスの設定が必要です。
- 「ens6」として認識されます。
- IPv4アドレスはDHCPで設定されます。
- 「ens7」以降として認識されます。
- IPアドレスは未設定のため、任意に設定できます。
- rootアカウントのパスワード（ルートパスワード）は未設定です。ルートパスワードの設定について詳しくは、「E：コントロールパネルでの設定方法」の「2.3.2 ルートパスワードを設定する」をご覧ください。
- rootアカウントでSSHログインが可能です。
- rootアカウントのSSH公開鍵は未設定です。SSH公開鍵の設定について詳しくは、「E：コントロールパネルでの設定方法」の「2.3.1 SSH公開鍵を設定する／仮想サーバにリモートログインする」をご覧ください。
- 初期状態で、公開鍵認証によるrootでのリモートログインが可能です。
- 参照用ネームサーバはDHCPで配布されます。
- 参照用ネームサーバは、グローバルネットワークに用意しています。参照用ネームサーバを利用する場合は、グローバルネットワークに接続してください。
- CentOS 8 / CentOS Stream 8 / AlmaLinux 8以降 / Rocky Linux 8以降 / Red Hat Enterprise Linux 8以降では、chronyd はデフォルトの設定で稼働しています。
- 参照用 NTP サーバは ntp0[012].iij.net (IPv4 向け) ntp1[012].iij.net (IPv6 向け) です。適宜設定ください。
- 最小インストール構成にBaseパッケージグループを加え、日本語パッケージがインストールされた状態です。
- cloud-initパッケージがインストールされています。また、cloud-initが依存しているパッケージがインストールされています。
- 最小インストール構成にBaseパッケージグループを加え、日本語パッケージ、podman がインストールされた状態です。
- cloud-initパッケージがインストールされています。また、cloud-initが依存しているパッケージがインストールされています。
- cloud-initパッケージの動作、及びUserDataの設定内容はサポート対象外です。
- cloud-initについて詳しくは、「F：その他の便利な機能」の「1. cloud-init / cloudbase-initの利用方法」をご覧ください。
- CentOS 8 / CentOS Stream 8 / AlmaLinux 8以降 / Rocky Linux 8以降 / Red Hat Enterprise Linux 8の起動済みサービス
rsyslogd、sshd、crond、firewalld、network、udev、chronyd
- Red Hat Enterprise Linux 9 の起動済みサービス
rsyslogd、sshd、crond、firewalld、network、chronyd
- CentOS 8 / CentOS Stream 8 / AlmaLinux 8以降 / Rocky Linux 8以降
disabled
- Red Hat Enterprise Linux 8以降
enforce
補 足
一部のOSはサービスサポートフェーズの移行に伴い、新規受注を終了しています。新規受注を終了しているOSの一覧は「2.8 OSのサポート期限について」をご覧ください。
CentOS 7以前 / Red Hat Enterprise Linux 7以前の初期状態
デバイス
| 項目 | 初期状態 |
|---|---|
| システムストレージ | ルートとしてマウントされています。 |
| 専有タイプの仮想サーバのローカルストレージ |
重 要
|
| 追加ストレージ | 未フォーマットで提供されます。仮想サーバに取り付けた後、mkfsでフォーマットし、マウントしてください。仮想サーバへの取り付けについて詳しくは、「E：コントロールパネルでの設定方法」の「2.4.3 データデバイスを取り付ける」をご覧ください。 |
| ストレージのデバイス名 |
|
| スワップ領域 | スワップ領域を無効化しています。必要に応じて、有効化してください。 |
| グローバルネットワークのNIC |
|
| 標準プライベートネットワークのNIC |
|
| プライベートネットワーク/VのNIC |
|
アカウント
| 項目 | 初期状態 |
|---|---|
| rootアカウントのパスワード |
|
| SSHログイン設定 |
|
各種OS設定
| 項目 | 初期状態 |
|---|---|
| デフォルトルート | グローバルネットワークのルータに設定済みですが、任意に変更できます。 |
| ネットワークフィルタ | iptablesのデフォルトルールは、CentOS 7以前 / Red Hat Enterprise Linux 7以前のデフォルト設定と同じです。 |
| DNS名前解決 |
|
| 時刻同期 |
|
| インストール済みパッケージ |
補 足
|
| 起動済みサービス |
|
| SELinux |
|
CentOS 8 / CentOS Stream 8 / AlmaLinux 8以降 / Rocky Linux 8以降 / Red Hat Enterprise Linux 8以降の初期状態
デバイス
| 項目 | 初期状態 |
|---|---|
| システムストレージ |
|
| 専有タイプの仮想サーバのローカルストレージ |
注 意
CentOS 8 / CentOS Stream 8 / AlmaLinux 8以降 / Rocky Linux 8以降 / Red Hat Enterprise Linux 8以降では、Fusion ioMemoryモデルをご利用いただけません。ご注意ください。 |
| 追加ストレージ | 未フォーマットで提供されます。仮想サーバに取り付けた後、mkfsでフォーマットし、マウントしてください。仮想サーバへの取り付けについて詳しくは、「E：コントロールパネルでの設定方法」の「2.4.3 データデバイスを取り付ける」をご覧ください。 |
| ストレージのデバイス名 |
|
| スワップ領域 | スワップ領域を無効化しています。必要に応じて、有効化してください。 |
| グローバルネットワークのNIC |
|
| 標準プライベートネットワークのNIC |
|
| プライベートネットワーク/VのNIC |
|
アカウント
| 項目 | 初期状態 |
|---|---|
| rootアカウントのパスワード |
|
| SSHログイン設定 |
|
各種OS設定
| 項目 | 初期状態 |
|---|---|
| デフォルトルート | グローバルネットワークのルータに設定済みですが、任意に変更できます。 |
| ネットワークフィルタ | firewalld のデフォルトルールは、CentOS 8 / CentOS Stream 8 / AlmaLinux 8以降 / Rocky Linux 8以降 / Red Hat Enterprise Linux 8以降のデフォルト設定と同じです。 |
| DNS名前解決 |
|
| 時刻同期 |
|
| インストール済みパッケージ |
CentOS 8 / CentOS Stream 8 / AlmaLinux 8以降 / Rocky Linux 8以降 Red Hat Enterprise Linux 8以降 補 足
|
| 起動済みサービス |
|
| SELinux |
|
