2.8 OSのサポート期限について

OSを一部として提供するシステムストレージは、IIJ GIOインフラストラクチャーP2を構成する品目として、当サービスが定める 「サービスライフサイクル」(※1) に基づいて提供されます。


各サポートフェーズの説明を以下に示します。

サービスサポートフェーズ 説明
サービスサポートフェーズ1 ソフトウェア(OS)のメーカが、何らの限定も設けずに対象ソフトウェア(OS)のサポートを提供する期間です。新たな不具合やセキュリティ脆弱性が発覚した場合に、その調査や解析が行われ、適宜、修正プログラムが提供されます。
サービスサポートフェーズ2 ソフトウェア(OS)のメーカが、何らかの限定を設けた上で対象ソフトウェア(OS)のサポートを提供する期間です。新たな不具合やセキュリティ脆弱性が発覚した場合に、調査は行われますがその範囲は既知のエラーや過去事例に限定され、解析は行われず、また修正プログラムは提供されません。
ノンサポートフェーズ
  • ソフトウェア(OS)のメーカが、対象ソフトウェア(OS)のサポートを提供しなくなった後の期間です。新たな不具合やセキュリティ脆弱性が発覚した場合も、何らの対応も行われません。また、既知のエラーや過去事例の開示や公開は保証されません。
  • 弊社は、サービス仕様として定義する範囲においても、ソフトウェア(OS)に関するサポートを一切提供しません。

2023年10月時点においてサービスサポートフェーズが移行し、新規受注を停止しているOSは下の通りです。

対象OS サービスサポートフェーズ 新規受注停止日
Red Hat Enterprise Linux 6 サービスサポートフェーズ2 2020年11月30日
CentOS 6 ノンサポートフェーズ 2020年11月30日
CentOS 8 ノンサポートフェーズ 2022年1月4日
Ubuntu 16.04 ノンサポートフェーズ 2021年4月14日
Ubuntu 18.04 ノンサポートフェーズ 2023年4月26日
Windows Server 2008 R2 ノンサポートフェーズ 2020年1月14日
Windows Server 2012 R2 ノンサポートフェーズ 2023年10月10日

(※1,2)「サービスライフサイクル」、並びに各サポートフェーズで発生するサービスの制約について詳しくは、「『IIJ GIOインフラストラクチャーP2 サービス詳細資料 [共通編]』」 「サービスライフサイクル」をご覧ください。

補 足