10.5.3 ファイアウォールにポリシーを追加する

ファイアウォールにポリシーを設定する方法を説明します。

サービスオブジェクト、アドレスオブジェクトに対してファイアウォールを通過する通信のポリシーを設定します。

補 足
重 要

    ファイアウォールの初期状態では、ポリシーが一切設定されていません。したがって、仮想サーバでWebサーバやメールサーバなどを運用するには、適切なルールを追加してアクセスを許可する必要があります。詳しくは、「B:サービス仕様」の「7.4 ファイアウォールの初期状態」をご覧ください。

ポリシーは、ファイアウォールの詳細画面の「ポリシー設定」タブで設定します。

補 足

ファイアウォールの詳細画面の開き方について詳しくは、「10.1.2 ファイアウォールの詳細」をご覧ください。

1.「ポリシー設定」タブをクリックします。
「ポリシー設定」タブをクリック

「ファイアウォールのポリシー設定」が表示されます。

ポリシーの設定方法を説明します。

2.「ポリシー設定」欄の「編集する」ボタンをクリックします。
編集する

「+ポリシー追加」ボタンが表示されます。

3.「+ポリシー追加」ボタンをクリックします。
+ポリシー追加ボタン

「ポリシー設定」欄の編集画面が表示されます。

ポリシーの設定項目

「ポリシー設定」の各項目について、以下に説明します。

設定項目 説明
送信元
  • ファイアウォールに向けて入ってくる通信の送信元となるアドレスオブジェクト名を設定します。
送信先
  • ファイアウォールを通過し、通信の送信先となるアドレスオブジェクト名を設定します。
サービス
  • 通信の内容となるサービスオブジェクト名を設定します。
アクション
    条件(送信元、送信先、サービス)に合致した場合のファイアウォールの動作をドロップダウンリストより設定します。
  • ACCEPT(許可)
  • DROP(破棄)
有効/無効
  • ポリシーを有効にするか無効にするかを選択します。
ポリシー名
操作
  • ポリシーの優先順位を設定します。ポリシーは上から順に評価され、最初に一致したポリシーが適用されます。
  • 「削除」ボタンをクリックすると、ルールを削除できます。
4.「更新」ボタンをクリックします。
更新ボタン

設定したポリシーが一覧に追加されます。