仮想サーバ(Linux)のローカルストレージについて、セットアップ方法を説明します。
SSHクライアントによる仮想サーバへのログインについて詳しくは、「E:コントロールパネルでの設定方法」の「2.3.1 SSH公開鍵を設定する/仮想サーバにリモートログインする」をご覧ください。
# for i in $(find /sys/class/scsi_host -name 'scan') $(find /sys/devices -name 'scan') ;do echo "- - -" > $i ; done
# parted -l
ローカルストレージは、以下のエラーメッセージを含む内容で表示、確認できます。
Error: /dev/vdb: unrecognised disk label
# ls -al /sys/block | grep pci
lrwxrwxrwx 1 root root 0 Aug 23 20:47 vda ->../devices/pci0000:00/0000:00:10.0/virtio3/block/vda
lrwxrwxrwx 1 root root 0 Aug 23 20:47 vdb ->../devices/pci0000:00/0000:00:11.0/virtio4/block/****
# mkfs -t #### /dev/**** (ローカルストレージをフォーマットする)(####には、適切なファイルシステム,****には適切なデバイスを指定してください)
# mkdir -p /mnt (利用先フォルダーを作成)
# mount /dev/**** /mnt (ディスク領域をフォルダーにマウントする)
# df /dev/**** (結果を確認する)
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/**** 103212320 192252 97777188 1% /mnt
# vi /etc/fstab (エディタで以下の1行を追加する)
/dev/**** /mnt #### defaults 0 2 (####には、適切なファイルシステム、****には適切なデバイスを指定してください)
フォーマットは、マウントするOSのファイルシステムを指定してください。
OS | フォーマット |
---|---|
CentOS 6 | ext4 |
CentOS 7 | xfs |
CentOS 8 | xfs |
CentOS Stream 8 | xfs |
AlmaLinux 8 | xfs |
AlmaLinux 9 | xfs |
Rocky Linux 8 | xfs |
Rocky Linux 9 | xfs |
Red Hat Enterprise Linux 6 | ext4 |
Red Hat Enterprise Linux 7 | xfs |
Red Hat Enterprise Linux 8 | xfs |
Red Hat Enterprise Linux 9 | xfs |
Ubuntu 16.04 | ext4 |
Ubuntu 18.04 | ext4 |
Ubuntu 20.04 | ext4 |
Ubuntu 22.04 | ext4 |
Ubuntu 24.04 | ext4 |
デバイスは、マウントするデバイスを指定してください。
品目 | 指定デバイス |
---|---|
VD16-192-FIPX | fioa |
以後は、仮想サーバ起動時に、ローカルストレージが/mntフォルダーから利用できます。
同じフォルダーに2回マウントした場合は、1回目にマウントして読めていた内容は読めなくなります。
SSHクライアントによる仮想サーバへのログインについて詳しくは、「E:コントロールパネルでの設定方法」の「2.3.1 SSH公開鍵を設定する/仮想サーバにリモートログインする」をご覧ください。
# for i in $(find /sys/class/scsi_host -name 'scan') $(find /sys/devices -name 'scan') ;do echo "- - -" > $i ; done
# parted -l
ローカルストレージは、以下のエラーメッセージを含む内容で表示、確認できます。
Error: /dev/nvme0n1: unrecognised disk label
# ls -al /sys/block | grep pci
lrwxrwxrwx 1 root root 0 Sep 17 23:11 nvme0n1 -> ../devices/pci0000:00/0000:00:1f.0/nvme/nvme0/nvme0n1
lrwxrwxrwx 1 root root 0 Sep 17 23:11 vda -> ../devices/pci0000:00/0000:00:10.0/virtio3/block/vda
# mkfs -t #### /dev/nvme0n1 (ローカルストレージをフォーマットする)(####には、適切なファイルシステムを指定してください)
# mkdir -p /mnt (利用先フォルダーを作成)
# mount /dev/nvme0n1 /mnt (ディスク領域をフォルダーにマウントする)
# df /dev/nvme0n1 (結果を確認する)
Filesystem 1K-blocks Used Available Use% Mounted on
/dev/nvme0n1 3905110864 32944 3905077920 1% /mnt
# vi /etc/fstab (エディタで以下の1行を追加する)
/dev/nvme0n1 /mnt #### defaults 0 2 (####には、適切なファイルシステムを指定してください)
フォーマットは、マウントするOSのファイルシステムを指定してください。
OS | フォーマット |
---|---|
CentOS 6 | ext4 |
CentOS 7 | xfs |
CentOS 8 | xfs |
CentOS Stream 8 | xfs |
AlmaLinux 8 | xfs |
AlmaLinux 9 | xfs |
Rocky Linux 8 | xfs |
Rocky Linux 9 | xfs |
Red Hat Enterprise Linux 6 | ext4 |
Red Hat Enterprise Linux 7 | xfs |
Red Hat Enterprise Linux 8 | xfs |
Red Hat Enterprise Linux 9 | xfs |
Ubuntu 16.04 | ext4 |
Ubuntu 18.04 | ext4 |
Ubuntu 20.04 | ext4 |
Ubuntu 22.04 | ext4 |
Ubuntu 24.04 | ext4 |
以後は、仮想サーバ起動時に、ローカルストレージが/mntフォルダーから利用できます。
同じフォルダーに2回マウントした場合は、1回目にマウントして読めていた内容は読めなくなります。