本ページの内容に関するサポートは行っておりません。
具体的な設定方法や設定内容の有効性、用語などに関するご質問にはお答えしておりません。
あらかじめご了承ください。
cloud-init / cloudbase-init、及びUserDataの仕様を以下に示します。
一部のOSはサービスサポートフェーズの移行に伴い、新規受注を終了しています。新規受注を終了しているOSの一覧は「2.8 OSのサポート期限について」をご覧ください。
cloud-init / cloudbase-initは、2017年12月21日以降に提供するシステムストレージにプリインストールされています。
2017年12月20日以前に契約または初期化したシステムストレージ、及び以下のOSで初期化したシステムストレージには、cloud-init / cloudbase-initがインストールされていません。
6.9未満、及び6.9アップデート済を除く6.9
7.4未満、及び7.4アップデート済を除く7.4
6.9未満、及び6.9アップデート済を除く6.9
7.4未満、及び7.4アップデート済を除く7.4
上記のシステムストレージでcloud-init / cloudbase-initを利用するには、以下の操作を実行してください。
# yum install cloud-init
# apt-get install cloud-init
インストール方法について詳しくは、https://cloudbase.it/cloudbase-init/#downloadをご覧ください。
以下の操作でcloud-init / cloudbase-initを設定します。
仮想サーバの詳細画面、及びシステムストレージの詳細画面でcloud-init / cloudbase-initを設定できます。
APIからcloud-init / cloudbase-initを設定できます。
APIからcloud-init / cloudbase-initを設定する操作について詳しくは、「API リファレンス」の03.システムストレージをご覧ください。
上記の設定を「/etc/cloud/cloud.cfg.d/99_iij.cfg」として設置しています。「/etc/cloud/cloud.cfg.d/99_iij.cfg」の内容を以下に示します。
network:
config: disabled
datasource_list:
- ConfigDrive
上記の設定を「C:\Program Files\CloudbaseSolutions\Cloudbase-init\conf\cloudbase-init.conf」に追加しています。デフォルト設定に追加しています。追加した設定の内容を以下に示します。
metadata_services=cloudbaseinit.metadata.services.configdrive.ConfigDriveService
plugins=cloudbaseinit.plugins.common.userdata.UserDataPlugin
UserDataは、cloud-init / cloudbase-initの設定データです。UserDataの仕様を説明します。
UserDataで利用可能なフォーマットについて詳しくは、以下のリンク先をご覧ください。
http://cloudinit.readthedocs.io/en/0.7.9/topics/format.html
http://cloudbase-init.readthedocs.io/en/latest/userdata.html
UserDataのサイズの上限は、Base64にエンコードされていない状態で16KBです。
サイズの上限以外の制限はありません。
UserDataを設定したシステムストレージをブートデバイスとして取り付けて起動した仮想サーバでは、ボリュームラベルが「config-2」のCD-ROMドライブ上のファイルとしてUserDataを参照できます。
ドライブ上のファイル配置を以下に示します。
openstack/latest/meta_data.json
openstack/latest/user_data
{
"uuid": "xxxx-xxxx-xxxx"
}
上記のファイルの形式は、OpenStackのConfig Drive(v2)のサブセット(EC2互換データの提供なし、ファイルの配置に非対応)です。cloud-init / cloudbase-initは、設定を追加することなく上記のファイルを認識します。