FW+LB ベストエフォートタイプのLBのロードバランシングは、FW+LB ベストエフォートタイプの詳細画面の「ロードバランシング設定」タブで設定します。
たとえば、以下に示した構成でロードバランシングを設定し、各機器間の負荷を分散できます。
上記の構成を実現するための設定例を、以下に示します。
「ロードバランス先サーバ01」、「ロードバランス先サーバ02」、及び「フェールオーバー先サーバ」のデフォルトゲートウェイを、FW+LB ベストエフォートタイプのゲートウェイアドレス「10.0.0.1」に設定します。
ゲートウェイアドレスは、FW+LB ベストエフォートタイプの詳細画面の「Internalネットワーク」で確認できます。FW+LB ベストエフォートタイプの詳細画面について詳しくは、「9.1.2 FW+LB ベストエフォートタイプの詳細」を参照してください。
FW+LB ベストエフォートタイプの詳細画面の「FWルール設定」タブで、以下の「FW INルール(IPv4)」にルールを追加します。
FWルールの設定方法について詳しくは、「9.7 FW+LB ベストエフォートタイプのFWルールの設定」を参照してください。
設定項目 | 設定値 |
---|---|
プロトコル | TCP |
動作 | ACCEPT(許可) |
ポート | 80 |
上記以外の設定項目は、動作環境に応じて設定してください。
FW+LB ベストエフォートタイプの詳細画面の「FWルール設定」タブで、以下の「FW OUTルール(IPv4)」にルールを追加します。
FWルールの設定方法について詳しくは、「9.7 FW+LB ベストエフォートタイプのFWルールの設定」を参照してください。
設定項目 | 設定値 |
---|---|
プロトコル | TCP、UDP |
動作 | ACCEPT(許可) |
ポート | ANY |
上記以外の設定項目は、動作環境に応じて設定してください。
「ロードバランシング設定追加」画面で、以下の項目を設定します。ロードバランシング設定の追加方法について詳しくは、「9.6.1 ロードバランシング設定を追加する」を参照してください。
設定項目 | 設定値 |
---|---|
External VIP |
203.0.113.1 補 足
FW+LB ベストエフォートタイプのExternal VIPの設定方法について詳しくは、「9.3.1 FW+LB ベストエフォートタイプにExternal VIPを追加する」を参照してください。 |
ポート | 80 |
プロトコル | TCP |
負荷分散方式 | ラウンドロビン |
IPアドレス透過 | なし |
ヘルスチェック方式 | TCP |
「ロードバランス先追加」画面で、「ロードバランス先サーバ01」と「ロードバランス先サーバ02」を設定します。ロードバランス先の追加方法について詳しくは、「9.6.3 ロードバランス先を追加、編集、削除する」を参照してください。
設定項目 | 設定値 |
---|---|
ロードバランス先アドレス | 10.0.0.10 |
ロードバランス先ポート | 80 |
ロードバランス先重み | 1 |
設定項目 | 設定値 |
---|---|
ロードバランス先アドレス | 10.0.0.20 |
ロードバランス先ポート | 80 |
ロードバランス先重み | 1 |
「フェールオーバー先追加」画面で、「フェールオーバー先サーバ」を設定します。フェールオーバー先の追加方法について詳しくは、「9.6.4 フェールオーバー先を追加、編集、削除する」を参照してください。
設定項目 | 設定値 |
---|---|
フェールオーバー先アドレス | 10.0.0.30 |
フェールオーバー先ポート | 80 |
本節では、ロードバランシングの設定方法として、ロードバランシング設定、ロードバランス先、及びフェールオーバー先を追加、編集、削除する方法を説明します。また、FW+LB ベストエフォートタイプのLBのログを取得する方法を説明します。
それぞれの操作の説明について、以下のリンク先をご覧ください。