1.7 仮想サーバの障害対応
仮想サーバの障害対応について、以下に示します。
性能保証タイプとベストエフォートタイプの障害発生時
- ハードウェア障害が検知された場合、仮想サーバを停止して他の物理サーバ上で起動します。
- 障害発生時のメモリ上のデータは失われます。
- 障害発生時、及び障害復旧時に状況をアナウンスします。
専有タイプの障害発生時
- ハードウェア障害が検知された場合、仮想サーバを停止します。3日を目安に復旧します。
- ローカルストレージのデータが不要な場合、システムストレージを取り外し、別契約の専有タイプの仮想サーバで起動できます。障害の復旧を待って再稼働することも可能です。
- 障害発生時、及び障害復旧時に状況をアナウンスします。
専有タイプのローカルストレージ(Fusion-IO ioMemory)の障害発生時
- ハードウェア障害が検知された場合、仮想サーバを停止します。3日を目安に復旧します。
- ローカルストレージのデータは失われます。
- システムストレージを取り外し、別契約の専有タイプの仮想サーバで起動できます。障害の復旧を待って再稼働することも可能です。
- 障害発生時、及び障害復旧時に状況をアナウンスします。
専有タイプのローカルストレージ(NVMe)の障害発生時
注 意
- Windows Server 2008 R2 Standardでは、NVMeモデルをご利用いただけません。
- ハードウェア障害が検知された場合、仮想サーバを停止します。3日を目安に復旧します。
- ローカルストレージのデータは失われます。
- システムストレージを取り外し、別契約の専有タイプの仮想サーバで起動できます。障害の復旧を待って再稼働することも可能です。
- 障害発生時、及び障害復旧時に状況をアナウンスします。
ネットワーク機器の障害発生時
- ハードウェア障害が検知された場合、待機系にフェールオーバーします。
- 仮想サーバの稼働には影響ありません。