9.4.1 FW+LB ベストエフォートタイプに監視用IPアドレスを割り当てる

IIJ統合運用管理サービス連携を設定し、IIJ統合運用管理サービスでFW+LB ベストエフォートタイプを監視する場合、監視用IPアドレスの割り当てが必要です。FW+LB ベストエフォートタイプに監視用IPアドレスを割り当てる方法を説明します。

監視用IPアドレスの割り当ては、FW+LB ベストエフォートタイプの詳細画面で実行します。

補 足

FW+LB ベストエフォートタイプは、監視対象が複数存在します。監視対象ごとに、操作が異なります。下表をご確認ください。

監視対象 操作
LBのInternalネットワークのホスト

「ホスト」欄の「Internal IPv4アドレス」の「監視用IPアドレスの割り当て」ボタンをクリックします。

補 足

MasterとSlaveそれぞれのInternalネットワークに、監視用IPアドレスを割り当てられます。

LBのInternalネットワークのゲートウェイ 「Internalネットワーク」欄の「ゲートウェイアドレス」の「監視用IPアドレスの割り当て」ボタンをクリックします。

例として、FW+LB ベストエフォートタイプの「Internalネットワーク」の「ゲートウェイアドレス」に監視用IPアドレスを割り当てる方法を説明します。

1.「Internalネットワーク」欄の「ゲートウェイアドレス」の「監視用IPアドレス割り当て」ボタンをクリックします。
監視用IPアドレス割り当てボタン
補 足
  • IIJ統合運用管理サービス連携が設定されていない場合、以下の項目とボタンは表示されません。
    • 「ホスト」欄の「Internal IPv4アドレス」の「監視用IPアドレスの割り当て」ボタン
    • 「Internalネットワーク」欄の「ゲートウェイアドレス」の「監視用IPアドレス割り当て」ボタン
  • IIJ統合運用管理サービス連携が設定されている場合、標準プライベートネットワーク、及びIIJ統合運用管理サービス連携に接続しているプライベートネットワーク/Vのみ、監視用IPアドレスを割り当てられます。
  • IIJ統合運用管理サービス連携に接続していないプライベートネットワーク/Vの場合、監視用IPアドレスを割り当てられません。「監視用IPアドレス割り当て」ボタン、または「割り当て」ボタンをクリックすると、プライベートネットワーク/VがIIJ統合運用管理サービス連携に接続されていないことを示すメッセージが「監視用IPアドレス 割り当て」画面に表示されます。
  • IIJ統合運用管理サービス連携へのプライベートネットワーク/Vの接続について詳しくは、「11.2.2 プライベートネットワーク/Vを接続する」をご覧ください。

「監視用IPアドレス 割り当て」画面が表示されます。

2.「割り当てる」ボタンをクリックします。
補 足
  • 標準プライベートネットワークの場合、自動的に割り当てられたIPアドレスが「ホストIPアドレス」に表示されます。
  • プライベートネットワーク/Vの場合、FW+LB ベストエフォートタイプの初期設定時にお客様が設定したIPアドレスが表示されます。
ホストIPアドレス入力、割り当てるボタン

「監視用IPアドレス 割り当て」画面の「ホストIPアドレス」以外の項目について、以下に説明します。

項目 説明
サービスコード FW+LB ベストエフォートタイプのサービスコードが表示されます。
ラベル FW+LB ベストエフォートタイプに設定したラベルが表示されます。
ネットワーク

FW+LB ベストエフォートタイプが接続しているプライベートネットワークが表示されます。

  • 標準プライベートネットワークの場合、「標準プライベートネットワーク」が表示されます。
  • プライベートネットワーク/Vの場合、プライベートネットワーク/Vのサービスコードが表示されます。
ネットワークアドレス
  • 標準プライベートネットワークの場合、割り当てられたネットワークアドレスが表示されます。
  • プライベートネットワーク/Vの場合、FW+LB ベストエフォートタイプの初期設定時に設定したネットワークアドレスが表示されます。

割り当てられた監視用IPアドレスが「監視用IPアドレス 割り当て」画面に表示されます。

3.「閉じる」ボタンをクリックします。
処理の受付メッセージ

割り当てられた監視用IPアドレスが「Internalネットワーク」欄の「監視用IPアドレス」に表示されます。

割り当てられた監視用IPアドレス