5.2 バックアップイメージの作成

システムストレージにインストールされているOSの、バックアップイメージを作成する方法を説明します。

注 意
  • 対象システムストレージのストレージ収容設備状態が「設備移行中」であった場合、バックアップ/オンラインバックアップを行うことはできません。なお、「設備移行中」であるシステムストレージ契約は、Linux の場合 4時間程度、Windows Server の場合 8時間程度で自動的に「最新設備」に移行します。
  • システムストレージの収容設備状態について詳しくは、「B: サービス仕様」の「3.6 システムストレージの収容設備状態」をご覧ください。
補 足

CentOS 6とRed Hat Enterprise Linux6 は MACアドレスとインターフェースの番号の対応関係をストレージに保存しているため、

他のシステムストレージに展開するとネットワークの接続順がデフォルトの状態と異なってしまう問題が生じます。

この問題を回避したい場合、バックアップイメージ作成前に「70-persistent-net.rules」を削除してください。削除例を以下に示します。

$ su

# /etc/init.d/udev-post stop(udev-postを停止)

# rm /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules(70-persistent-net.rulesを削除)

補 足

システムストレージ タイプSのバックアップイメージを作成する場合は、操作を実行する前に仮想サーバを停止してください。仮想サーバの停止方法について詳しくは、「2.2.2 仮想サーバを停止する」をご覧ください。

1.「ストレージアーカイブの一覧」画面の「バックアップイメージの一覧」欄で、「+バックアップ」ボタンをクリックします。
補 足

「ストレージアーカイブの一覧」画面の開き方について詳しくは、「5.1 ストレージアーカイブの一覧」をご覧ください。

+バックアップボタンをクリック

「バックアップイメージ作成」画面が表示されます。

2.バックアップイメージを作成するシステムストレージを「システムストレージ選択」ドロップダウンリストで選択し、「作成する」ボタンをクリックします。
作成するボタン

処理を受け付けたことを示すメッセージが「バックアップイメージ作成」画面に表示されます。

3.「閉じる」ボタンをクリックします。
閉じるボタン

「バックアップイメージ作成」画面が閉じ、「ストレージアーカイブの一覧」画面に戻ります。

「バックアップイメージの一覧」欄の「ステータス」に作成中が表示されます。バックアップイメージの作成が完了すると利用可能が表示されます。

補 足

システムストレージ タイプXのバックアップイメージ作成の場合は、「バックアップ中止」ボタンをクリックし、「オンラインバックアップ中止」画面で「中止」ボタンをクリックすると、バックアップイメージの作成を中止できます。